Forum
フォーラムは、独創的な研究開発、技術開発で実績を挙げている専門家、ベンチャー起業家、 ユニークな経営者による講演と参加者全員による討論で構成されています。
2021年開催「フォーラム」一覧
過去の開催フォーラムはこちら
WEB自主ゼミ 5月15日(土)
【日時】2021年5月15日(土)13:30−17:30
【テーマ】「身近なコトの近未来を創造してみる」
・開催概要
テーマに沿って一人ひとりが近未来のイメージを持ち寄り、参加者とタッチポイントを通じて具体化や
創発を試みます。
テーマA;10年後のグレタ・トゥーンベリは、どの様な立場に立ってどのような主張をしているだろうか。
テーマB;10年後の落合陽一はどの様な方法で商品を購入しているだろうか。
テーマC;10年後のライゾマティクスはどのようなエンタメを提供しているだろうか。
テーマD;10年後のジェフ・ベソスは世界富豪ランキング10位以内か?
そうであれば、どんなビジネスをしているか。
WEB特別ゼミ 6月19日(土)
【日時】2021年6月19日(土)13:30−16:30
【テーマ】技術者の働き方の選択肢:『「知的自営業」のすすめ』を書いた理由と
思いを語り自由に議論する会
【講師】 出川 通氏 株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役
・開催概要
Zoomでのオンライン開催
・出川先生の『「知的自営業」のすすめ』に関する講演
・事前質問、コメントへの回答(難問、疑問、愚問、賢問、歓迎!)
・自由討議、新たな気付き、質疑応答
*事前に『「知的自営業」のすすめ』を出来るだけ(一部でも)読んでご参加ください
*参考図書情報
技術者のための独立コンサル入門講座
『「知的自営業」のすすめ』 出川 通著 言視舎刊 2021.5.31
技術者は50歳からが本番!会社は給料をもらいながら学べる「ビジネススクール+実験室」です。
※会員あて情報
上記図書は著者よりNPOに寄贈いただいています。希望者は事務局にお申込みください。
中部フォーラム 8月21日(土)
【日時】2021年8月21日(土)13:30−16:30
【テーマ】「ヨーロッパの木造建築から『木と建築と社会』を考える」
【講師】 網野 禎昭氏 法政大学デザイン工学部建築学科 教授
・開催概要
Zoomでのオンライン開催となります。
木材は、建築において
柱や梁などの主要な構造材にも、コンクリート造や鉄骨造の建物の仕上げとしても利用できます。
新国立競技場においても、その特性を活かせるように使われています。
木材は鉄やコンクリートに比べて強度が低い、と言われることがありますが、そんなことはありません。
上手く使えば、高層建築物の構造材として採用できるだけの強度があるのは、城の天守閣などを見ればわかると思います。
ですが、国立競技場のような世紀の大事業ならともかくも、一般の家屋などで、柱や梁を木造とし、
かつ、木の個性、味わいを存分に生かしたものを作ることは非常に難しくなっています。
さて、なぜでしょうか。改めて考えてみてください。
・木材が高いから
・大工技術を受け継ぐ人が少ないから
・国産の木材がないから
・その他
答えが気になる人は、ぜひ、8/21のフォーラムで!
東京フォーラム 10月16日(土)
【日時】2021年10月16日(土)13:30-17:30
【テーマ】日本のものづくりはもう勝てないのか?
【講師】 浅川 基男氏 早稲田大学名誉教授
・開催概要
Zoomでのオンライン開催で、会員・塾生と浅川先生との考えや思いのキャッチボールが中心になります。
浅川先生自身、著書「日本のものづくりはもう勝てないのか!?」で4つの再興シナリオを書かれていますが、その一つが「個人が思いを主張する社会」と言われていますので、どんな意見も受けとめ、議論して頂けると思います。
日本はいつから”モノづくり”の国になったのでしょうか。
なぜ、“モノづくり”で生きていく国になったのでしょうか。
そして、これからも“モノづくり”で生きていくのでしょうか。
これからも”モノづくり”で生きていかねばと思われる方は、どうすればそれが実現するのか。
いや、これからは“モノづくり”では無いと思われる方は、別のシナリオとは何か。
大いに話をしたいと思います。
ぜひ、浅川先生との”バトル”に参戦しましょう!
関西フォーラム 12月18日(土)
【日時】2021年12月18日(土)13:30-16:30
【テーマ】「サステイナブルな環境と健康~疫学の発展から21世紀の予防医学へ~」
【講師】 森 千里氏 千葉大学予防医学センター長
・開催概要
Zoomでのオンライン開催となります。
皆さん、疫学ってなにかご存知でしょうか?
「明確に規定された人間集団の中で出現する健康関連のいろいろな事象の頻度と分布およびそれらに影響を
与える要因を明らかにして、健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学」
(日本疫学会)
定義はなんか難しいですが、「疾病」「集団」がキーワードとなっています。
疫学がその地位を確立した有名な事件があります。
1854年、ロンドンのブロード・ストリートで起きたコレラの大発生です。
疾病と戦う人類の知恵として、病原菌やウイルスが見つかる前にも疫学は成果を上げることができたのです。
マクロなものの見方は、現在の健康増進施策にも必要ですね。
あなたも一緒に専門家の話を聞いてみませんか?
東京フォーラム 2022年2月19日(土)
【日時】2022年2月19日(土)13:30-16:30
【テーマ】「鋳造の歴史と技術から、韮山反射炉のミステリーを解く」(仮)
【講師】 菅野 利猛氏 (株)木村鋳造所
・開催概要
Zoomでのオンライン開催となります。
静岡県は伊豆の韮山(にらやま)と言えば、最近では大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で頼朝が流された地としてホットかも知れません。
今回は、そちらのホットな話ではなく、 溶解温度が1200℃にも達する大変ホットなお話です。
韮山は、幕末、ペリーの来航と時を同じくして国産の鉄製大砲の製造に果敢に取り組まれた地の一つであることをご存知の方も多いかと思います。現存する韮山反射炉は、2015年に”明治日本の産業革命遺産”の一つとして世界遺産にも登録されています。
今回、木村鋳造所の菅野様をお迎えして、鋳造の歴史を俯瞰いただきながら、韮山反射炉の謎をひも解くご講演をお願いすることにいたしました。激動の幕末のエンジニア魂は、激動の現代を生きる我々にもヒントをくれるかも知れません。