第154回「京都フォーラム」

JUN. 14, 2014

「我々はなぜ生まれたのか? 我々はどこに行くのか?  ―最新太陽・恒星研究が明らかにした驚くべき仮説―」

柴田 一成氏 京都大学理学研究科 附属天文台 教授、台長

最新の太陽研究から明らかになった太陽の変動の激しい活動状況などを美しい動画で紹介していただきました。一見安定した状態に思える我等が太陽は実は激しくダイナミックに爆発(フレア)を起こしており、1000年に一度程度は地球上の生命に危害が及ぶほどの電磁波、放射線を放出する可能性が明らかになりました。そのフレアが太陽の黒点活動と関連することや黒点が発生する理由も説得力のある仮説が出てきました。 1000年に1度くらいの割合で生物に影響のある、・・・と言われても3・11以前であれば「それなら大丈夫だろう」としてしまうところですが3・11を経験してしまうともう他人事ではありません。 太陽フレアは生命に直接影響がない程度であってもその電磁波により送電網が故障し大停電に至った事例(1989年カナダ)があり、これによる原発の全電源喪失という事態も絵空事ではありません。

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