●四日市ボランティア:科学・技術の
面白さを伝え広めるボランティア活動
【第1回】:「中高生向けに科学・技術の面白さを伝え広めるためのツボ」
―活動事例に学び、伝える側の意識について考える―
【主 催】:NPOテクノ未来塾
【日 時】:2019年8月25日(日)14:00-16:30(13:30開場)
【会 場】:じばさん三重 研修室3
【内 容】:
1)テクノ未来塾の紹介
2)福島県川俣高校でのイノベーションに関する講演の紹介<出川理事>
“イノベーションとは何か?-江戸時代におけるイノベーター源内に学ぶ-”
3)四日市南高校での活動事例 <宗像理事>
「エンジニアについて」、あるいは「文系と理系の違い」
4)ボランティアとして中高校生に科学技術の面白さを伝え広める際に
大切にすべき事: <全員で議論>
◎討論結果の発表・3グループ
【開催報告】
四日市地区の会社が中心となり、中高生向けに科学・技術の面白さを伝え広める
ボランティア活動を継続的に行うことを考えるイベントを開催しました。
四日市で働く方々とテクノ未来塾メンバーが半々、総勢19名の初企画は、非常に
愉しく有意義な会となりました。
グループ討論・発表から、いろいろな立場・視点での「大切にすべき事」をピック
アップすることができ、最後に「課題ではなく、ここ(地域)のいいところ、強み
を探してみよう!」との出川理事のコメントに、なるほど!!と、参加者の目が輝
きました。
【討論結果の発表】
Group1)
島津製作所さんの事例である分析体験スクールをきっかけに企業の強みを生かした
中高生をターゲットにしたワークショップを提案されていました。
また、継続性も考察されたようで、生徒に対してのメリットも考察されていました。
Group2)
適切な時期・コンテンツ・集客方法・Targetなどを議論されていました。Targetは
高校1年生とされていました。なぜなら、学校によっては、進路を1年生で説明を受け
て2年生で決めないといけない。高校1年生は仕事やキャリアに関してインプットが
必要でしょうというのが理由でした。コンテンツは、最後まで結論に至らなかったよ
うです。しかし興味深かったのは、キーマンを見つければイベントの機会を見出せ、
次々と話が成立しないかという仮説です。キーマンは誰かというと、例えば新任進路
担当の先生に巡り合えれば、やる気があって、新しいことを求めているので、我々の
ボランティア企画に合致しそう。
Group3)
WD(ウエスタンデジタル)と未来塾と四日市をテーマに議論されました。こちらも
Targetは高校1、2年生。テーマは理系文系から始まる将来のキャリア。これから
のAI化の議論ではWDもお手伝いできることがありそう。