●「関西フォーラム(WEB)」

【日時】2021年12月18日(土)13:00-16:40

【テーマ】「サスティナブルな環境と健康 ~疫学の発展から21世紀の予防医学へ~」

​【講師】森 千里氏(千葉大学予防医学センター長)

【会場】ZOOMでのオンライン開催 

【概要】

1.概要

1)森先生の2部構成による講演とチャットを活用した質疑応答 

1-1)講演第一部 疫学と予防医学

・公衆衛生とは共同社会の努力を通して疾病を予防し、寿命を延長し、肉体的、精神的の康の増進を図る科学であり技術である。

・WHOの健康の定義 健康とは、病気でないとか、弱っていないということだけでなく、肉体的にも的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態。

・予防の3段階(個人の努力)

  1次予防 健康増進

  2次予防 早期発見、早期治療

  3次予防 再発防止とリハビリ

  新たな段階(社会が対応)として 0次予防 環境改善


1-2)講演第2部 環境と健康領域

・環境要因由来の疾病、子供の健康の異常

・千葉大学による大規模なコホート研究

・環境予防医学の社会実装 ケミレスタウンプロジェクト

 

2)グループ討議(ブレークアウトルームを利用)

6グループに分かれ本日の公演内容についてグループで討議。

Zoomのホワイトボード機能を用いた初の試みでしたが概ねトラブルもなく議論できました。その後、各グループからホワイトボードの画面を共有して発表し、それぞれに対して森先生の講評をいただきました。

 

Zoomフォーラムは阿部理事長の御礼の挨拶で締めくくられました。

その後、出席者アンケートを提出しZoomから各自退席となりました。(文責:中谷)

 <チャットのコメント

2.参加者の感想(アンケートより抜粋)

WHO健康の定義の社会性についてグループワーク通じて理解を深めることができました。

また、健康=内因x外因x行動の3要素は、製造業の製品の品質・性能にも通じる要素と理解しました。一般的な話から、予防医学、環境疫学、コホート研究についてわかりやすく説明していただき理解が深まりました。規模の大きな、長期間にわたる疫学調査の意義や、住環境中の化学物質削減の取り組みが理解できました。

地域間格差や「親ガチャ」に代表される格差が子どもの発達、将来の社会への影響が心配。調査面、および社会実装の取り組みをさらに深掘りしていただき、知的面で非常に有意義で した!QAでは回答が簡潔かつ的を得ており非常に良かったです。

​ <アンケートまとめ