第162回「京都フォーラム」

APR. 02, 2016

「『京』の開発秘話と今後の展望」

井上 愛一郎氏  理化学研究所 計算科学研究機構 統括役

科学的成果を出すことのできるスーパーコンピューター「京」のはじまりから完成までの長くて険しい道のりと、「京」が実現したシミュレーションの一つである心臓シミュレータなどの事例を用いて「京」の持つ真の価値と今後の可能性について解説頂きました。・井上先生は“活用されて価値が出る”と語っておられましたが、共用から数年を経過してようやくその価値が世の中に出始めたと思います。・心臓シミュレーションはタンパクとイオンの相互作用のレベルから計算されていると伺い、その深さに驚きました。・試作評価などに明け暮れた苦労や、小さな気づきが成果につなかがった開発経験などのお話から、失敗も含めた経験を通じて感性を磨く場を確保することが我々にとっての今後の課題ではないかと思いました。

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