ドイツ博物館は現在、2025年のリニューアルオープンに向けて展示替えの真っ最中で、見学できないエリアが沢山ありました。今後、ドイツ博物館に行かれる方の参考にして頂ければ幸いです。
ドイツ博物館全体の紹介ツアー(有料:3ユーロ・ドイツ語のみ)は、ドイツ博物館の見どころを2時間くらいで紹介してくれます。見どころがどこにあるのかを確認してからじっくり見学できるので、時間が合えば参加されることをお勧めします。ツアーには、ライト兄弟の飛行機などが見学できる飛行機のエリア、プラネタリウムの投影機(マスターピース)、核分裂の発見者オットー・ハーンの実験装置(マスターピース)、ガリレオ・ガリレイの実験室、鉱山の内部の水中ポンプ(デモ)、Uボート(マスターピース)、帆船およびカットモデル(マスターピース)、ワットの蒸気機関(マスターピース・デモあり)、高圧放電装置(マスターピース)などが組み込まれています。
ドイツ博物館の分館である交通センター(鉄道・自動車館)では、スケートやスキー、自転車、バイク、自動車、鉄道などの様々な移動手段の実物を、もう一つの分館であるシュライスハイム航空博物館(駅から徒歩20分、シュライスハイム城の隣)では、歴代の飛行機、戦闘機やロケット、それらのエンジンなどを見学することができます。車や飛行機に関心がある方なら各館だけで1日必要かも知れません。ドイツ博物館は3館共通券が販売されているので、3館見学されたい方は共通券を購入されることをお勧めします。ただし、場所が離れているので3日間、もしくは夜間拝観を活用して見学されることをお勧めします。