早稲田大学 名誉教授 浅川基男 asakawa@waseda.jp
モトイズムを読ませて頂きました。浅川教授の人間性が垣間見れる文章でした。教授という立場で生徒を上から見るのではなく、生徒を主役として、生徒の本来の才能を引き出すために一緒になって物事を考える親身な姿勢が表れている文章でした。私自身、ゆとり教育で育ち、なんとなく大学に入学し世間からいいと言われている企業に就職した人間です。今は自分の仕事に誇りを持っておりますし、日々お客様に喜んでいただけるよう勉強に励み、お客様と会話し考え…毎日充実していて幸せですが、もしも学生時代に戻れて浅川教授と出会えていたら私の人生は 180 度違うものだったのかなと考えました。教授の生徒さんは、なさん幸せ者だと思います。100年続いている学科だけに浅川教授も誇りを持って生徒さんと接していらっしゃるのでしょうね。
私の好きな項目を2つ挙げさせていただきます。①コミュニケーション能力とは「聞き手が主役、聞き手が神様」というフレーズが出てきますよね?。私自身新人研修で同じことを学びましたので、そのときのことが鮮明に思い出されました。モトイズムの中の「基本に返れ」ではないですが、学生でも社会人でもこの行動は必須だと感じます。② 若いときの人との出会い:私は一人っ子なので、幼少のころから家族に周囲の人間を大事にしなさいと教えられてきました。家族の教えを守って…というわけではないですが、人との出会い・かかわり方は常に何事よりも意識しているつもりです。なので、この項目は若輩者の意見ではございますが、「うん、うん」と共感できる部分があって好きです。「3つの出会いの影響力が40代、50代の分別盛りになってくるにつけ、冷酒のようにきいてくる」このフレーズにとても興味がわきます。年齢を重ねていくことが楽しみになってきます。そういえば、わたしはまだ、第三の出会いにめぐり会っていませんでした。まずはそこからですね。