早稲田大学 名誉教授 浅川基男 asakawa@waseda.jp サバティカルから帰国して間もないある日学部長から「英語に詳しいだろう」との誤解(?) から英語教育実行委員会の改革委員長に指名された。引き受けた以上は短期決戦で改革すべく 動いた。委員会は計7回、約 20 時間以上の審議および見学と懇談会を重ねてきた。 「着眼大局,着手小局」すなわち「志は高く掲げる」スタンスは崩さず、かつ「実行可能な 具体策」から始めて行くことを基本的な施策した。英語教育を従来の「教養としての英語」 から「理工系の技術としての英語」すなわち「理工系論